『グランド・ジョー』ニコラス・ケイジがついに復活！？TUTAYA先行レンタルと未体験ゾーンの映画たち 2016作品

いやいやいや、TSUTAYA侮れねえ～。最近のTSUTAYA先行は良い映画が多いです。

という訳で、本日紹介する映画は
「グランド・ジョー」です。

ニコラス・ケイジが主演し、過去の犯罪歴に振り回されながらも真面目に生きようとする男と、父親の暴力に耐える少年が織り成す交流と苦難を描いたヒューマン・ドラマです！

作品情報

原題：JOE
洋画：ヒューマン・ドラマ
製作年：2013年
製作国：アメリカ
日本公開：2016年1月30日
レンタル開始：2016年3月18日(TSUTAYA先行レンタル)
上映時間：117分

あらすじ

アメリカ南部の寂れた田舎町に暮らすジョー（ニコラス・ケイジ）は前科者だが、今はしっかりと働きながら普通の生活を送っていた。ある日、彼は仕事を探しているという15歳の少年ゲイリー（タイ・シェリダン）と出会うが、ゲイリーは飲んだくれの父親の暴力に耐えながら家族の面倒を見ていた。ジョーとゲイリーは一緒に働くうちに、まるで親子のような関係になっていき……。

予告動画

今まで借りたTUTAYA先行レンタル

『グランド・ジョー』は、TSUTAYA先行レンタル作品でもあります。

最近ではGEOの株主優待を使ってレンタルすることが多くなったので、TSUTAYAさんに行くことがめっきり減っちゃったんですが、TSUTAYAさんには、先行レンタルという飛び道具が合ったりするのです。

去年まではTSUTAYAだけというTSUTAYAさんでしか借りれないという事でしたが、コスト削減の為か？今年からはTSUTAYA先行レンタルという他より先にレンタルで観えますよ～ってな形にチェンジしています。

まあ・・それでもネタとしては十分なので借りるわけです。

今まで借りたTSUTAYA先行レンタル作品は

けっこう多いです。

今後も要チェックしていきたいと思います。

未体験ゾーンの映画たち 2016けっこう観ていた！

『グランド・ジョー』は、「未体験ゾーンの映画たち 2016」作品でもあります。

「未体験ゾーンの映画たち 2016」作品はけっこう観てます・

『未体験ゾーンの映画たち 2016』作品をかなり観ていたのでまとめてみた。

2016.9.3

『未体験ゾーンの映画たち 2016』 あれ・・ちょっと待てよ・・俺・・劇場未公開映画を集めた『未体験ゾーンの映画たち 2016』作品を・・何故か・・？めっちゃ観てるじゃないかぁ~というわけでその観た作品をまとめてみました。 観た未体験ゾーンの映画たち 2016作品 調べてみると１5作品も観ていました...

これまた、意外と紹介していたのでビックリしましたΣ(ﾟДﾟ)

「未体験ゾーンの映画たち 2016」作は今後も紹介していきそうです。

感想とネタバレ

監督は「スモーキング・ハイ」のデビッド・ゴードン・グリーンです。

期待してなかったけど・・それなりの出来栄えで楽しめる作品でした(*‘∀‘)

ニコラス・ケイジが復活か？

ニコラス・ケイジと言えば、昔は出る作品ヒットばっかの超A級俳優だったが・・最近は出る作品すべてイマイチのB級俳優と化している印象を受けます。

どの作品も、ちょっとイマイチな演技だったような気がします。

しかし、今作では・・昔犯罪に手を染め、今は真面目に生きているが孤独な男である主人公ジョーを好演している！

普段もの静かな優しい男が時折見せる暴力性・・その2面性を見事に怪演！

いつもの様な舞台俳優並みの臭い演技を抑え、深みを感じる渋い演技で魅せてくれます！

ここ最近観たニコラス・ケイジ出演の作品の中では一番の演技だったように思います。

久々のニコラス復活！！です。

タイ・シェリダン侮りがたし

南部の少年役を継続して演じ注目を集めてきたタイ・シェリダンも出演しています！

父親からDVを受けつつも家族を支える少年ゲリー役です！なかなかの好演で、第70回ベネチア国際映画祭で新人俳優賞を受賞しています！

『X-Men: アポカリプス』ではサイクロプス役で出演することが決まていますし、今後注目の若手俳優であることは間違いないですね！

本物のホームレスを起用

ゲリーをDVし酒を飲み仕事をしない・・飲んだくれのダメ父親を演じたゲイリー・プールターですが、彼は何とこの映画が俳優デビュー！

この年でデビューかよ！？

と驚くかもしれませんが、なんと彼は監督の家の近くテキサスのオースティンに居た本物のホームレスなのです！

なかなかいい味だしていましたが・・残念なことに本作が公開となる前に、ホームレス用のキャンプ場で死んでいるのが見つかったそうです。

この映画で演じた、酒の為にどんなことも平気でやってしまう姿は狂気でした！

映画は全般通して暗いが渋い

この映画はハッキリ言ってしまえば、暗いし淡々として展開が遅い・・

ちょっと油断したら眠くなってしまうかもしれません(笑)

しかし、過去の過ちを背負い、自己の暴力性とともに苦しむ男と、父親のDVに苦しみながら必死に希望を見出そうとする少年、そして酒の為に娘を30ドルで売ったり、人を殺したりと狂気の父親・・・

この3人が非常に切ない・・そして心揺さぶられます！

そして、ラストのシーンがまた名シーンなんだわ～※ネタバレになっちゃいますけど

娘を30ドルで売った父親を追い詰めたジョー・・銃を放つも父親には当たらない・・そして父親は『あんたダチかい？』と言う言葉ともに橋から飛び降りて死んでしまう・・

ここのシーンがすごく印象的！名シーンです！

そしてジョーも救急隊と共に駆け付けたゲリーの胸の中で死を迎える・・

月日は経ち・・ゲリーは働く、今度はジョーとしていた木を枯らし殺す仕事では無く・・木を植え生かす仕事をしていた。

深みのある良いラストシーンでした。

この映画の評価、おすすめ度は？

とにかく俳優陣の演技は素晴らしい！しかし、ちょっと淡々として暗く長い…
良いところと悪いところ両方目立つ作品です。

各映画サイトの評価はこんな感じ

映画.com：★★★☆☆(3.1)
Yahoo!JAPAN映画：★★★☆☆(3.33)
TSUTAYA：★★★☆☆(2.75)
2016年4月25日時点

なるほどね～けっこう賛否両論！高評価もかなり多い！しかし低評価もまた多し！

個人的な私のおすすめ度は？

いごっそう612

おすすめ度

(3.3)です！

久々のニコラス・ケイジ復活で良い映画とは思いますけど、ちょっと淡々と長かったかな～と思います。基本ヒューマン系苦手なんでスイマセン💦

ヒューマン映画が好きな方にはオススメの映画だと思います。