
本日ご紹介する映画は
「ロスト・エモーション」です。
この映画は、リドリー・スコット製作総指揮の下、ニコラス・ホルトとクリステン・スチュワートが共演したこんな近未来は嫌だと思ってしまうSFサスペンス!
作品情報
原題:Equals
洋画:SF・サスペンス
製作年:2015年
製作国:アメリカ
上映時間:102分
日本公開:2017年02月28日
レンタル開始:2017年6月7日
あらすじ
近未来。人類史上かつてないほど深刻な世界戦争が起こり、陸地の99.6%が破壊された。生き残った者たちは人類を破滅させる元凶は感情だと結論付け、平和的に人類が生存できるよう遺伝子操作で人間から感情を排除。共同体イコールズをつくり、そこで暮らす全ての人間を保健安全局の監視下に置いた。しかし感情を呼び起こす感染症が発生。愛情や欲望をはじめとする感情が芽生えた者は隔離施設に強制連行され、安楽死させられる。感情に目覚めたサイラス(ニコラス・ホルト)とニア(クリステン・スチュワート)は危険だと知りつつ惹かれ合い、外の世界へ脱出しようとするが……。
予告動画
感想とネタバレ
リドリー・スコット製作総指揮のSF映画って・・

と思うのは俺だけではないでしょう。
しかも~日本でもロケが行われ、世界的建築家の安藤忠雄の建築物が撮影に使用されたという作品でもあります。
淡路夢舞台 (兵庫県淡路島)、狭山池博物館 (大阪府大阪狭山市)とかで撮影されているみたいです。
近未来チックな建物です。ロケ地へ行ってみたいっすね。
そして~『未体験ゾーンの映画たち2017』でもあります。

いやいやいや、まさかの日本未公開・・これは・・もしや?
『未体験ゾーンの映画たち2017』にはこんな作品があります。
↓これより※ネタバレを含めた感想などを書いていますので、観賞予定の方はご注意ください
近未来映画※ネタバレ
この映画は近未来映画です。
世界戦争によって地上の99.6%が破壊された近未来が舞台!
99.6%が破壊されたら・・流石に地球ヤバいんじゃないの?何で普通に生活してるんだよ!とか突っ込みたくなりますが、生き残りは人間の共同体「イコールズ」を作って暮らしています。
地上の99.6%が破壊され・・さすがに滅亡の危機に瀕した人類はこう考えました。
人類を破滅させる元凶は感情だと・・・
感情が無かったら大丈夫なんじゃないの?争いなんて起きないんじゃないの?
そう考え、遺伝子操作で感情を排除したのです。

感情が無いというのは、カラーとかも無くなるもんなんですね~。同じ服、同じような建物・・映画の雰囲気からも感情がないというのが伝わってきます。

そこがこの映画のちょっと恐ろしいところです・・
もし感情が芽生えてしまったら・・どうなるのか?
普通に病院で受信です。
病院で受診し、ステージ1~4に分類され診断されます。
まあ、感情が芽生えても特に生活に問題は無いんですけど・・世間では病原菌扱いです。
(´゚д゚`) えっ・・ちょっと近寄らんといてくれる💦
みたいな感じです。
そしてステージ4になったら・・
死刑執行・・・
愛情や欲望をはじめとする感情が芽生えた場合、「発症」したとして隔離施設に強制収容され、安楽死させられるのです。
いや~平和なんだけど・・自由がない?というか怖い街です。とんだ近未来都市ですね。
そんな感情のない街「イコールズ」が舞台になった近未来映画です。
怖い映画なんてとんでもない恋愛映画です!
実はこの映画、SFスリラー・サスペンス系かと思えば・・まさかの恋愛映画でした!!
ニコラス・ホルト演じるサイラス
クリステン・スチュワート演じるニアの恋愛物語です💛
感情が芽生えてしまった二人・・サイラスとニアは危険だと知りつつも惹かれ合い、ついに恋愛感情を「発症」してしまうんですね。
バレてしまったら・・即死刑・・

ダメだダメだと言われたら逆にやりたくなる、我慢できなくなる…
そう言った心理何でしょうか?
バレてしまったら・・ヤバい(゚Д゚;)
でも・・もう止められない!!禁断の恋の話です!!
自分はけっこう好きでした。めっちゃ地味だし面白みは無いんですけどね~。雰囲気がけっこう好きでした・
ただ・・ラストが短絡的・・
ニコラス・ホルト演じるサイラスは感情が芽生えてしまったらただの馬鹿じゃないか?
と言いたくなるちょっとお粗末な展開‥

なんだろうじっくり描いてきて、ラストは適当になっちゃったという感じでしょうか。
もっと良いラストがあっただろうと思わずにはいられません。
この映画の評価、おすすめ度は?
ラストはイマイチながらも、雰囲気はけっこう好きでしたね。
しかし‥純愛映画にクリステン・スチュワートっていいんだろうか?
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★★☆☆(3.1)
Yahoo!JAPAN映画:★★★☆☆(3.34)
Filmarks:★★★★☆(3.5)
海外の評価:Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)
批評家35% 観客41% が肯定的な評価をしています。
2017年7月12日時点
((+_+))うーん・・海外ではイマイチ、国内では普通と言う感じでしょうか?

(3.4)です!