
Netflixでボクシングの映画が配信開始とならば、元ボクサーである管理人は観ないわけには行かないだろう!
という事で!本日ご紹介する映画は
「バヨネタ -不屈のカムバック-」です。
「バヨネタ -不屈のカムバック-」は、Netflixオリジナル作品として2019年3月29日に配信となったボクシング映画です。
ボクシングの試合で対戦相手を殺してしまった主人公が、過去を乗り越えるべく再びリングで戦う姿とボクシング界の闇を描いた作品となっています。
キャスト
監督は、キッサ・テラサス。
主人公の元ボクサーに、ルイス・ヘラルド・メンデス。この映画と同じくNetflixオリジナルシリーズ「クラブ・デ・クエルボス」や「タイムシェア」にも出演しています。
他キャストに、ブロンティス・ホドロフスキー、ヨーナス・サールタモ、ラウラ・ビルン、イルッカ・コイヴラ等が出演しています。
あらすじ
元ボクサーのメキシコ人は、リングで対戦相手を殺してしまったという消えることのない辛い記憶に苦しみながら、フィンランドでボクシングトレーナーとして暮らしていた。所属選手の試合のセコンドについて試合に挑むが、その選手は逆転KOで負けてしまう。元ボクサーのメキシコ人は、過去を乗り越えるべく、再びリングで戦う決意をする。
感想とネタバレ
ボクシング映画と言えば、「ロッキー」などの激しいアクション系映画を思い浮かべる人が多いと思いますが、この映画はそういう系の映画とは一線を画します。ボクシングシーンも確かにあるのですが、全然盛り上がりません💦
何故ならボクシングそのものより、ボクシングを止めた後の主人公の心情、そして引退の真相をメインに描いているからです。
それは至極退屈で面白みの無いストーリーでした。
しかし、ヒューマン系の映画が好きな人にはウケが良いと思います。
ボクシングを止めた後の主人公の心情は理解できますし、演出も上手かったですね。
主人公を演じたルイス・ヘラルド・メンデスは、身体つくりも含め役作りが素晴らしいですね、元気に無いロバートダウニーJr.みたいな顔をしていますが、その演技力は素晴らしいものがあります。
そんなルイス・ヘラルド・メンデス演じる、心に傷を負ったボクサーは完璧でした。
そして、最後にどんでん返しの様な‥心に傷を負った試合中の事故の真相…
素晴らしかったと言いたいのですが‥これは残念でした。
バンテージは念入りなチェックがあります。バンテージに細工をする事は難しいし、細工をされたボクサーが気が付いていないという事は絶対にありません。

そういう事があって、対戦相手を殺してしまったら‥確かに心に傷を負うでしょう。
八百長に過剰に反応し、試合放棄してしまうのも頷けます。

ヒューマン系を軸にして、悪くはないと思うんですけどね~。総評したら‥なんやかんやで、ボクシング映画としては物足りない映画でした。

(3.2)です。
海外の評判
この映画の海外の評判はどうなっているんでしょう?海外映画サイトIMDbを調べてみました。

あまり評判は良くないようです💧
予告編

「バヨネタ -不屈のカムバック-」は、Netflixでのみ観ることができるオリジナル作品です。2019年3月29日よりNetflixで配信されています。