
ネタバレ禁には、目次をお使いください('ω')
北欧映画って良いですよね、なーんか静かな感じなんですけど、何というか‥雰囲気が好きなんですよね。
今回紹介する映画もその北欧映画であります。
しかも怖い…映画です。
最高にスタイリッシュな北欧ホラー
「テルマ」です。

「テルマ」はどんな映画なのかと言うと、ノルウェーを舞台に、幼い頃の記憶を封印された少女テルマが、成長して初めての恋を経験したことをきっかけに、恐るべき秘密へとつながっていくさまを描いたホラー映画です。

この映画の評価
(3.6)
あらすじ&ネタバレ

93 歳のテルマ・ポストはロサンゼルスで一人暮らしをしている。彼女の無目的だが愛情深い孫ダニエル「ダニー」マーコウィッツは、自分の人生に責任を持たずに、頻繁に訪ねてきて世話をしている。テルマはダニーと仲が良いが、彼の絶え間ない援助を横柄だと感じている。
電話詐欺師がダニーを装ってテルマに電話をかけ、ダニーが逮捕されたと主張します。テルマは指示どおりに地元の住所に 1 万ドルを送金します。娘のゲイルと義理の息子のアランがパニックに陥った後、テルマはダニーが無事で自分が詐欺に遭ったことを知る。警察の助けも得られず、詐欺師に金を奪われるわけにはいかないテルマは、家族から逃げてその住所に向かい、金を取り戻そうとします。
テルマは頼み事をするために昔の友人に連絡を取ろうとするが、ほとんどの友人が亡くなったり引っ越したりしていることに気づく。彼女はしぶしぶ、夫の死以来無視していた介護施設に住む友人で未亡人のベンの助けを借りる。彼らはベンの高価な二人乗りスクーターに乗って、年配の知人であるモナの家に向かう。ベンが気をそらしている間に、テルマはモナの銃を盗む。一方、ダニー、ゲイル、アランはテルマが行方不明になっていることに気づき、捜索するが見つからない。両親と口論している最中に、ダニーは最近恋人と別れたことや、テルマの世話をする以外に自分には何もできないことをぶちまけ、人生で行き詰まるのではないかと不安になる。
テルマとベンは詐欺師の住所に近づくと、怪しげな地区で道に迷う。ベンは引き返すよう主張するが、テルマは拒否する。二人は言い争いになり、ベンはテルマが自分を避け、他人に助けてもらうことを拒んだことを叱責する。そのことで、彼は自分の聴覚障害のせいで何年も前に亡くなった妻が転んだのに気がつかなかったことを思い出す。テルマは、自分は必要なかった、スクーターがあればよかったと認める。その後、ベンのスクーターは無謀な運転手に壊され、テルマを見捨てる。テルマは一人歩きを続け、ついに転んでしまう。彼女は自分では起き上がれないことに気づき、希望を失ってしまうが、ベンが戻ってきて助け、二人は和解する。
テルマとベンは、若い男が私書箱からテルマのお金を集めている住所に到着する。二人は、その若い男の後を追って、寂れた骨董品店へ。ベンは接続された電話で話を聞いている。テルマはこっそり店に入り、店主のハーヴィーと孫のマイケルが裏部屋で詐欺を働いているのを発見する。テルマはお金の返還を要求するが、二人は拒否し、ハーヴィーは彼女の腕をつかむ。酸素調整器と孫に頼っているハーヴィーは、店が失敗し、経済的に安定するために人々を騙すようになったと嘆く。テルマは二人が誰なのか知らないふりをして、迷惑をかけたことを詫びる。席に着くと、彼女はモナの銃をハーヴィーに突きつける。マイケルは逃げようとするが、外でベンに殴られて気絶する。テルマはハーヴィーのパソコンを使い、ベンはハーヴィーに銃を突きつけるが、銀行のシステムに苦戦する。彼女は助けを求めてダニーに電話し、ダニーは車で二人を迎えに行く途中で彼女に送金の仕方を教えてくれる。マイケルは店に戻るが、テルマはハーヴィーがマイケルをけなしたせいでマイケルが祖父を見捨てたと告げる。テルマはハーヴィーに1万ドルの送金のうち500ドルを残し、人を騙して孫を大切にしなかったと叱責する。テルマとベンは意気揚々と店を出て、ダニーに迎えられる。
テルマは家族と再会し、老人ホームでベンが演じる劇を観る。ベンを尊敬する気持ちが新たに芽生え、近いうちに一緒に会う計画を立てる。テルマはダニーと夫の墓参りをしながら、自分がいなくなっても孫は大丈夫だと孫に保証する。ダニエルがテルマを家まで車で送る車の中で、根がどんなにねじ曲がっていても木がまだ生きているのは信じられないことだと2人は話す。クレジットの途中のシーンでは、脚本家兼監督のジョシュ・マーゴリンが自分の(今は亡き)祖母と全く同じ会話をしている。


このシーンが怖すぎて忘れられない…
キャスト
監督は「母の残像」などで注目されるノルウェーのヨアキム・トリアー監督。
参考fa-arrow-circle-rightヨアキム・トリアー - Wikipedia
何とこの監督…ラース・フォン・トリアーの甥なのです。
ラース・フォン・トリアーと言えば、『アンチクライスト』、『メランコリア』、『ニンフォマニアック』の
「欝三部作」の監督であります。
参考fa-arrow-circle-rightラース・フォン・トリアー - Wikipedia
もちろん全話観ていますが、ハッキリ言いましょう。3つともかなり衝撃的な作品です。

主人公であるテルマ役には
エイリ・ハーボー

テルマの同級生でテルマと互いに惹かれ合うアンニャ役には
カヤ・ウィルキンス

テルマの父であるトロン役には
ヘンリク・ラファエルソン

テルマの母であるウンニ役には
エレン・ドリト・ピーターセン

海外の評判
この映画の海外の評判はどうなっているのでしょう?海外映画サイトIMDbを調べてみました。


リメイク決定!
何と!何と!ノルウェー発スリラー「テルマ」はアメリカでリメイクされることが決定しています。
米Deadlineによれば、米フィルムネイション・エンターテインメントがリメイク権を獲得。
「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」「ラースと、その彼女」の豪監督クレイグ・ギレスピーがメガホンをとり、クリスティ・ホールが脚本を執筆するという。
参考fa-arrow-circle-rightクレイグ・ガレスピー - Wikipedia

予告編
まずは予告編を観てみて下さい。絶対観たくなりますよ~。








