招待されたのは10人…何か変‥不穏なパーティーが始まる‥
本日ご紹介する映画は「インビテーション」!
元妻に呼ばれてノコノコとディナーに出席した男の運命を、巧妙な伏線と予想を裏切る展開で描き、シッチェス・カタロニア国際映画祭でグランプリに輝いたシチュエーションスリラーです!
作品情報
原題:THE INVITATION
洋画:スリラー
製作年:2015年
製作国:アメリカ
日本公開:2017年1月28日
レンタル開始日:2017年4月5日
上映時間:100分
あらすじ
ある事故により、妻のイーデンと共に心に深い傷を追った揚げ句に離婚したウィル。それから2年後、消息が不明だったイーデンからディナーに招かれる。以前恋人のキーラと暮らしていた屋敷に向かったウィルは、明るさを取り戻した彼女の姿に安堵を覚える。しかし、集まった友人とイーデンのぎこちない会話や、彼女の恋人だというデヴィッドの怪しい行動に不安を抱き……。
予告動画
感想とネタバレ
第48回シッチェス国際映画祭で最優秀長編映画賞に輝き、各国の映画祭で賞を取ったスリラーというふれこみのこの映画・・・
そんなにすごいのかΣ(゚Д゚)
と思うんですけど‥
そんな事は全くわからない!
でもまあ‥この映画観てすげえと思ったら凄い賞なんだろう‥という事で観賞!
元妻に誘われたパーティー※ネタバレ
2年前に別れた元妻にパーティに誘われ、ノコノコ出て行った男を襲う恐怖を描いた作品です。
まあ、別れ方にもよるのでしょうが‥違和感感じます。
元妻も再婚しており自分も現在の恋人を伴っての訪問、昔ながらの友人もいれば再婚相手の友達もいる…
そんな気疲れしそうなパーティー、しかし!もっと気をつかう展開に…
再婚相手の旦那が皆に見せだしたDVDは宗教勧誘の映像・・・ちょっとみんなドン引き・・
ここで、映画の題名『インビテーション』の意味は“招待”の方じゃなくて“勧誘”だったのねと理解しました。
勧誘か…なんだか嫌な予感…
このパーティーは何かおかしい・・
こっから急展開になるのか?と思うもスローペース‥
映画もイマイチ先が読めません。
パーティー主催者側が何か企んでいるのか?主人公がちょっと変なのか?
どちらかハッキリ分からない様な演出、不気味な雰囲気が映画全般に流れていて、何だか胸騒ぎがします。
このパーティーは何かがおかしい…
この不気味な演出、先が読めな展開は上手い!
これは期待通りだ‥そう思ったのもつかの間。
この映画…
Σ(゚Д゚) めちゃくちゃ長え~
面白みが無い展開がダラダラと続きます。
その中で少しずつ、ラストに向けて仕込んでいる物もあるんですけどね~ちょっと長い!
ラストシーンは見事※ラストネタバレ
映画も完全に終盤を迎えた時に急展開が訪れます!
とちょっとガッカリ…
子供を亡くした元妻が病んでカルト宗教にハマり、教祖の指示で集団自殺をしようとした。
ということでした。
酒に薬を入れ集団自殺を図るも、気がついた主人公に食い止められ、仲間と共に殺しだす。
主に殺すのは再婚相手の旦那とその友達たちです。
オチとしては悪く無いんですけど、ここまでたどり着くのが長いんですよね。
せっかく脱出不可能の屋敷、銃とナイフを持ったカルト教団員という、美味しい題材があったのに、その美味しい時間がこの上なく短い…
ここまで存分に貯めたので、ハードルめっちゃ上がっていたのに‥肩透かしを食らった感じです。
でも・・ラストに見せる風景でこの映画の評価は変わります!
映画の中で、再婚相手の旦那がともしていた赤い光‥サイレンが鳴る街中でその光が至る所で灯っているのです。
要するに、街中で集団自殺事件が起こっているのです。
ツッコミどころもありますが、このラストは評価するべきと思います。
ちょっと、おおっΣ(゚Д゚)と驚かされました。
この映画の評価、おすすめ度は?
ラストの映像は印象に残りましたが、全般的に言えば物足りない映画でした。良いもんもってるのに惜しいよね~という感じ。
おすすめ度
(3.3)です!
もうちょっと面白く作れたように思います。色々と惜しい・・もう一歩欲しかったです。シッチェス・カタロニア国際映画祭はちょっとマニアな映画祭なんですかね?
ラストに驚くマニアな映画というイメージです。
この作品の様に宗教+集団自殺という題材の映画は、実話ベースの『サクラメント 死の楽園』とかもあります。