「ガール・イン・ザ・ベースメント」の実話事件フリッツル事件とは…海外の評価も!
ガール・イン・ザ・ベースメント

ルームで有名になった
恐怖の実話事件
フリッツル事件
リアルに映画化

ガール・イン・ザ・ベースメント

ガール・イン・ザ・ベースメント
ガール・イン・ザ・ベースメント

 

ガール・イン・ザ・ベースメント
原題:Girl in the Basement は
2021年のアメリカ映画

映画『ルーム』では奇麗に描かれていたフリッツル事件を詳細に映画化した実話スリラー映画です。

 

 

 

監督は
エリザベス・ローム

脚本は
バーバラ・マーシャル

キャスト

ステファニー・スコット
ジャド・ネルソン
エミリー・トッパー
ジョエリー・フィッシャー

等が出演しています。

いごっそう612
これが実話だというのが怖い映画ですよね…。

 

「ガール・イン・ザ・ベースメント」の実話事件フリッツル事件

ガール・イン・ザ・ベースメントの映画が流れると、横に実話に基づく作品と出てきます。

そうなんです。

この映画はあの有名な「フリッツル事件」を映画化したものです。

もはやこれが映画のネタバレとなります。

 

「フリッツル事件」と言えば、「ルーム」が思い出されるでしょう。

 

しかし「ルーム」は事件を映画化したというよりは、それにモチーフに作り上げられた映画です。

何故なら「フリッツル事件」は「ルーム」よりもっと酷い映画なのです。

 

いごっそう612
フリッツル事件はこんな事件です。

 

フリッツル事件
フリッツル事件は、エリーザベト・フリッツルさんが父親ヨーゼフから24年間自宅に監禁され続け、肉体的暴力や性的暴力を受け7人を近親相姦によって出産した事件です。

 

1984年8月29日、エリーザベトの父ヨーゼフはドアを運ぶ助けが必要なふりをして彼女を自宅の地下室に誘い出しました。このドアはエリーザベトを地下室を密閉するための最後の部品でした。ヨーゼフが枠の長さを測っている間、エリーザベトはドアを支えていました。

ドアがはまると、ヨーゼフは彼女の顔めがけてエーテルを染み込ませたタオルを投げ、エリーザベトが意識を失うまで顔に押しつけた。彼はその後、彼女を地下室に投げ入れ、ドアに鍵を閉めた監禁したのです。

フリッツル事件
フリッツル事件

 

 

エリーザベトがいなくなると、母は警察に届けました。約1か月後、父はエリーザベトに地下室で無理矢理書かせた初めての手紙を警察に届けました。この手紙にはブラウナウ・アム・インの消印が押されており、彼女は家族に飽き飽きして友達と一緒にいること、両親が自分を探すようなことがあれば出国することが書かれていました。ヨーゼフは警察官に対し、彼女は狂信的なカルト宗教に入った可能性が高いと嘘をつきました。これにより警察に捜索されることが無くなったのです。

 

エリーザベトは、最初の数日は壁に体当たりし、天井を引っ掻き、痛みに呻き、助けを求めて叫んだりしていましたが、数日経つと、彼女は休日にハイキングにいっていると思い込もうとし現実逃避に走りました。かつて見たことのある遠くの山を選んで、心の中でそこに辿り着くまでの計画を立て、出発することを想像しました。

 

 

エリーザベトの父親であるヨーゼフは、24年間の監禁の間3日に1回訪れて、食料や日用品を補給し、嫌がる実の娘であるエリーザベトに性的虐待を加えていました。

ドアに近づくと電気ショックで死ぬと脅しており、逃げられないように洗脳していたことも明らかになっています。

 

24年間の監禁の間にエリーザベトはヨーゼフの子供を7人出産しました。1人目の出産は生まれて間もなく死亡し、リザ・モニカ・アレクサンダーの3人は幼児期に自宅のドアの前に置かれていたようにヨーゼフが見せかけ、養子としてヨーゼフと母親のロゼマリアが育てました。

その間にソーシャルワーカーが何度もヨーゼフ宅に訪れていましたが、ヨーゼフは作り話で納得させたうえ、不満や不自然さが微塵も感じられなかったと当時の担当者は証言しています。

 

1994年に4人目の子供が産まれた後、ヨーゼフはエリーザベトと子供達のために、地下室をそれまでの35m2から55m2に拡張した。またテレビやラジオ、ビデオ等も与え、食糧は冷蔵庫で保存でき、ホットプレートで調理することもできるようにしました。エリーザベトは子供達に読み書きを教えていました。

「ガール・イン・ザ・ベースメント」でも描かれていますが、ヨーゼフに逆らったりして罰する際には、数日間地下室の電気を消したり、食糧の供給を止めたり、空気を取り込む換気システムを止めたりして脅していました。

 

彼の義妹のクリスティンによると、ヨーゼフは毎朝9時に、表向きには彼が農家に売っていた機械の図面を描くために地下室に行っていた。彼はしばしば夜までそこに留まったが、妻はコーヒーを持って行くことも許されていませんでした。また、家の1階部分を12年間借りていた店子は、地下から声を聞いたが、ヨーゼフはガス暖房の音だと答えたと述べています。

2008年4月19日、長女のケルスティンが意識を失い、ヨーゼフは病院に連れて行くことを了承した。エリーザベトはヨーゼフがケルスティンを地下室から運び出すのを手伝い、24年ぶりに外の景色を眺めます。エリーザベトはその後地下室に戻されます。

ケルスティンは救急車で地元の病院に運ばれ、命に関わる重篤な腎不全と診断され緊急入院となります。ヨーゼフは遅れて病院に到着し、ケルスティンの母が書いたノートが見つかったと嘘をつきました。

ヨーゼフは医師のアルベルト・ライターとケルスティンの病状やノートのことについて議論したが、病院のスタッフがその説明に矛盾を感じ、4月21日に警察に通報しました。

「ガール・イン・ザ・ベースメント」ではちょっと脚色されていまして、監禁されていた主人公自らが病院で監禁されていたことを訴えて事件が発覚しています。

 

アルベルト・ライター医師は、その後メディアを通してエリーザベト行方不明に関する情報の呼びかけをし、ケルスティンの病歴に関する情報も呼びかけます。

警察でもエリーザベトさんの失踪事件の捜査を再開。この事に対してヨーゼフは、エリーザベトはカルト宗教の狂信者であり、彼女からの手紙はケマテンから投函されたものだと嘘の証言しています。

警察ではこの証言に基づいてカルト教団と噂される団体を調べますが、事実とは異なっており、手紙の内容も自身で書いたものではなく、書かされているような内容であることが判明します。

一方このニュースを地下室で見ていたエリーザベトは、ヨーゼフに病院に行かせてくれるよう頼み込み、ケルスティンが入院してから1週間後に、残された2人の息子シュテファンとフェリックスと共に地下室から解放しました。

地下室からエリーザベトたちを解放したヨーゼフは、妻にエリーザベトが自宅に帰ることを決意したようだと話しました。その後ヨーゼフとエリーザベトが病院に向かいます。

アルベルト・ライター医師は、エリーザベトとヨーゼフが病院にいることを警察に知らせました。それを受けた警察は2人を警察に連行し尋問を行いました。

尋問を受けたエリーザベトは最初は尋問に応じませんでしたが、警察が「父親とは二度と会うことはない」と約束し、初めて重い口を開きました。

彼女は2時間で…地獄のような24年間の監禁生活の全てを警察に語りました。

深夜を過ぎた頃、警察官は3ページの調書をまとめました。

ヨーゼフは家族に対する不法監禁、強姦、過失致死、近親相姦等の重罪の疑いで逮捕されました。

いごっそう612
これが「ガール・イン・ザ・ベースメント」で描かれた実話事件…
フリッツル事件の真相です。

 

「ルーム」と違いかなり詳細にフリッツル事件のことを描いていました。

いやいやいや‥本当に怖い事件です。

これが実話とは…恐ろしいですね。

海外の評価

海外での評価はどうなっているのでしょう?

実話映画
「ガール・イン・ザ・ベースメント」の
海外の評価
を調べてみました!

Girl in the Basement (2021) - IMDb
Girl in the Basement (2021) - IMDb

 

海外映画サイト
IMDbでは
6775人の投票があり

平均点が
6.3点という
微妙な評価
なっています。

ユーザーの投票で
一番多いのは
7点です。

投票数1516人で
全体の22.4%
を占めています。

次に多いのは
6点
1416人の
全体の20.9%

3番目に多いのが
8点
934人で
全体の13.8%

6~8点が
全体の50%以上を占め

海外では
この映画に対しては
普通~まあまあと
評している人が多い様です。

いごっそう612
10点満点の人も多いですし、悪くはない映画だということがわかります。

 

知っておくべき実話映画‥
「ガール・イン・ザ・ベースメント」
観てみてはどうでしょう?

 

この映画のように
恐ろしい実話事件を映画化した作品は
まだまだたくさんありますよ~。

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